スタッフブログ

在宅看護部のしごと~顔の見える関係をつくるために~
こんにちは。ゆみのハートクリニック三鷹 看護部です。一人の患者さんに対して、私たちは多職種の医療スタッフがチームでサポートをさせていただいています。
とはいえ、すべてのスタッフが直接患者さんにお会いできるわけではありません。
そこで今回のブログでは、患者さんと直接やりとりのないスタッフにも、その方のことが伝わるよう、どのように情報を共有しているのかをご紹介させていただきます。
私たち看護部は、訪問診療に同行することもありますが、実はそれだけではありません。
患者さん、そのご家族や他の医療機関、他職種、そしてクリニック内の医師との橋渡しをする、"管制塔"の役割も担っています。そのため、看護師でも1日のほとんどを電話やパソコンの前で過ごすことも多いのです。 ■管制塔看護師のお仕事の詳細はこちらの記事をご覧ください。
すべての患者さんに直接お会いすることは難しいからこそ、訪問に行ったスタッフが感じた「その人らしさ」を、写真やエピソードとともにカルテで共有する取り組みを行っています。
これは当法人が患者さんの「その人らしい」生活や過ごし方を大切にする姿勢に基づいて行っています。
たとえば、ふと見せてくれた笑顔、手作りの作品、大切にされている宝物やペットとの一枚。
実際にお会いしていなくても、「この方、こんな表情をされるのだな」「こういうものが好きなのだな」と、スタッフの中に"顔が見える感覚"が育まれています。
ご家族から「撮影していただいた写真、いただけますか?」とお声をいただくこともよくあります。家族にとっても改めてご本人の一面を知るきっかけになっていると嬉しいです。
最後に、最近ご家族に迎えられたワンちゃんのご紹介で締めくくります。
訪問のたびに元気な姿を見せてくれ、患者さんの笑顔を引き出し、みんなの癒しにもなっています。(※ご本人・ご家族より写真掲載の許可をいただいています)
ゆみのハートクリニック三鷹 看護部